提案内容

「学生の手でもうひとつの大学を作るunUnversityの試み」
 
いよいよ新しい校舎CS-Plazaが完成します。そして大学にはもうひとつ新しい場所が出現します。みなさんが毎日食事するカフェテリア。新しい食堂がCS-Plazaにオープンすると、あの円形の建物は何もない大きな空間として残るのです。
その場所を、どう利用するか?私は、そこに学生が自分たちの手で「もうひとつの大学」を作り上げてほしいという、いささか無謀な構想を抱きました。
 あの広いスペースを拠点として、領域を越えた発表やシンポジウムを行う。制作やワークショップ、パフォーマンンスや音楽、ゲストを招いて自分たちの企画する授業を行う。学生が学生自身の手でそれらを企画し、運営する。そういうことは不可能だろうか?
学生の自主的な実験工房。それを仮にCS-Labと呼んでみたいと思います。2011年度のスタートへ向けて、私は学生のみなさんとCS-Labの構想を作り上げたい考えています。この構想に関心を抱いた人は集まってください。共に、刺激的な場所をつくり出すための話し合いを始めましょう。

-東京造形大学 学長 諏訪敦彦-

2010/12/25

2010年度最終ミーティング報告

12月22日(水)に2010年度最後となるCS-LABミーティングを行われましたので、その内容を報告します。
現在、ミーティングに持ち込まれた企画による試験運用(12月~1月)が行われていますが、今回は主に来年4月度の企画についての話し合いを行いました。
4月度の企画に関しては、来年1月に行われる2回のミーティング(1月12日・19日)で決定する必要があります。
以下に現在提案されている企画を記します。

①絵画の合同展示 提案者:藤川琢史(絵画科) 使用面積1/4
②ビデオアートなどの美術の合同展示 提案者:仲本拡史(映画科) 使用面積1/4
③作品展示及び公開制作 提案者:ヒラミネさん(絵画科助手) 使用面積1/4
④CS-LABシンポジウム 提案者:諏訪敦彦(映画科教授・学長) 使用面積未定
⑤ワークショップ 提案者:曽和聖大郎(映画科卒業生) 使用面積1/4
⑥パフォーマンス作品発表 提案者:曽和聖大郎(映画科卒業生) 使用面積全面
⑦全学科合同コンパ 提案者:小山ゆうや(絵画科) 使用面積全面

以上の他に新入生歓迎会等の企画があるのではないかとの話も出ましたが、担当者等の出席が無いため確認できませんでした。
これらの提案を受けて、スペースの分割とスケジュールについて話し合い、4月の第2週入学式~第4週23日(土)の内2週間程度はスペースを4分割して①②③の3つの展示を並存展示し、残りの1/4のスペースをフリースペースとする、第5週27日~31日は④⑥⑦などの全面使用が考えられる企画を行うという方向で決定しました。
1月のミーティングでは新たな企画を提出を待ちつつ、詳細な部分を詰めて正式な決定を行っていきます。

また、4月にはこれらの企画を行うと同時に、5月以降の企画の募集・議論・決定を行っていかなくてはなりませんが、その方法に関しては今行っているミーティング形式を元に考えていきましょうということになりました。新入生にどうインフォメーションするかも考えたほうが良いですね。

最後に、現在実施している試験運用で使用している個人・団体は1月19日のミーティングの際に、代表者の出席と使用報告のレポートの提出をお願いします。(カノウ君はLABで作品制作中のためレポートはZOKEI展以降で結構です。)

ツイッターではボローニャ大学や京大西部講堂の話題も出ているようですが、学生自身が「学ぶ」とは何かを考え、実行していこうという機運が出てきていることは素晴らしいと思います。 また、外部の方を招く企画もどんどん提案・実行していけば良いのではないでしょうか。1月には、諏訪ゼミで黒沢清さん(映画監督・東京藝大院映像研究科教授)をLABに招く企画も提出されていますよ。
ぜひ、来年からのCS-LABを皆の手で動かしていって下さい。

2010/12/13

ガンディーの経済学

CS-LABの試運用、良い感じですね!これからが楽しみです。

以下は松岡正剛氏のウェブサイト「千夜千冊」からジット・K・ダースグプタ著「ガンディーの経済学」に関する書評からの引用です。


 教育という英語は、語源的には「引き出す」(drawing out)という意味をもっている。インド語のひとつグジャラティ語の「ケラヴァーニ」もまったく同じ意味をもつらしい。
 ガンディーはこの話を引きながら、自分にとっての教育は「開くこと」であり、「そこに引きずり出すこと」であると言った。そのためには、「知性」と「身体」と「精神」とが同時に絡み合って引きずり出されるような教育が必要だと考えた。これはガンディーが生涯にわたって帰依したヒンドゥ教の教えとも合致していた。

 こうしてガンディーの「ナイー・タリム」(新しい教育)が構想されていったのだ。学校児童に向けてのプログラムだった。 
 その原則がきわめて明確だった。第1に、すべての児童教育は「母語」によること、第2に読み書きそろばんが職業性につながること、第3に教育システムが経済的に自立しうること。この3つを前提の方針にした。 
 もっと画期的なのは、そもそも子供のためのシラバス自体が手仕事的な仕掛けで説明されているべきだとしたところだ。ガンディーは自分でもワルダーで子供のための学校をつくっていたが、そこではまさに、糸紡ぎ、手織り、大工仕事、園芸、動物の世話が先頭を走り、それらによって自分たちがこれから学ぶことの“意味”を知り、そのうえで音楽、製図、算数、公民意識、歴史の勉強、地理の自覚、科学への冒険が始まるようになっていた。 
 なかでも、文字を習い始める時期を延期したことに、ガンディーの深い洞察があるように思われる。あまりに文字を最初に教えようとすると、子供たちの知的成長の自発性が損なわれるというのだ。ガンディーは自信をもってこう書いている、「文字は、子供が小麦と籾殻とを区別することをおぼえ、自分で味覚をいくぶん発達させてからのほうが、ずっとよく教えられるのです」。


千夜千冊  http://www.honza.jp/senya/1393

2010/12/12

先週のCS-Lab

先週のCS-Labの作業風景。絵画専攻の学生が制作のためのパネルを設置。

大学院ワダ・エミプロジェクトの展示準備作業。

ダンスグループDANZE公演に受けた練習

2010/12/09

CS-Lab会議メモ 12月9日

参加人数15人前後


□試用期間企画について


・先週決定したスケジュールは予定どおり進行中

  現在使用中の企画

   絵画科制作、DANZE



□今日でた議題


・入学式に合わせた企画、イベント(話し合いの中で廃案)

  制作、展示、学習を平行した空間を公開

  4月の企画については、冬休み期間に公募する


・イベント企画と平行してCS-Labの体裁を整える

  運営について

   運営団体はいらないのでは?(基本的に使用期間中の運営の現状維持)

   フレキシブルな運営体制を考察する

   スタッフを常駐することによってCS-Labでオープンスペース

   (企画を立てた学生以外も日常的に利用できる場所)を設けられるメリットもある


・試用期間のフィードバック


・冬休み、春休み期間での会議について

  休み期間にもミーティングを行うのか?


・現在ある備品の格納場所について


・備品について

  照明

  台車

  スクリーン

  クランプ

  延長コード

  給水機

     モニター

     遮光

  etc....


・制作、展示、学習の平行した空間を目指す

  例)展示をした生徒がWSなどを行い生徒間の「学び」を触発する

    黄金町スタジオ


・企画の募集について







2010/12/02

CS-Lab会議メモ 12月2日



先週からの企画案のスケジュール、実施場所の調整


先週提案があった団体のスケジュール決定。

DANZE 12/7101114(放課後本番)

・絵画科 12/6~27 

・大学院企画 12/10~1312/15~17

・個人制作 12/23~1/2 

・授業、映像とパフォーマンス 12/13 




尚、先週提案があった自習室、作業室としての使用は管理の問題等で自治会の方側から提案の撤回。(下記。先週の記事より引用。)


自習室、作業室としての使用


日時 全試験使用期間 9時~20時まで

   or

限定するか

       

使用方法

自習室、作業スペースとして

すぐに片付けて移動する

掃除をするなど

ルールを守るために様子を見に来るなどする。

クリップボードで使用者を確認する。

誰がきたか分かるように

使用範囲

全範囲


意見

不特定多数が入る空間をだれが責任を取るのか

常態化のためになる可能性

デザイン棟の自習室との違いは


使用目的

作業をする場所のシミュレーション

意欲を求めるために解放



次年度の計画


4月に新入生に向けた企画を考える。

運営体制について(教務補佐をもうけるのか等)



来週から


引き続き、企画募集をするとともに来年度に向けた話し合いを進める。


2010/12/01

明日12月2日(木)CS-Labミーティングアリマス

CS-Labミーティング、今週は12月2日(木)17:00より、CS-Lab(旧カフェテリア)にて行います。まだ、企画は募集しております。

東京造形大学の旧カフェテリアをCS-Labとして稼働させる前に実験的な開放期間を設ける事になりました。
そこで、開放期間中の企画を募集します!開放期間は11月29日から1月末(ZOKEI展準備期間まで)です。制作やワークショップ、昼食、展示、サークル活動、等々、内容は問いません。
企画意図・企画内容・実施期間・必要面積・参加人数・責任者を明確にしてきて下さい。
CS-Labミーティングにて、一定時間内(恐らく5~10分程度)でのプレゼンテーションを行ってもらいます。企画のある人間は、準備してきてください!



 

2010/11/25

11月25日 会議メモ

前回会議でのプレゼン募集から続いて

(ZOKEI展の期間と教室使用可能日)
 
 原則日曜日は解放しない
 今回、場所を使用する方は「CS-lab.の実験使用」とポスター等に
 必ず明記すること 

*今日プレゼンした方は、日程は決定して
 各団体が、微調整する。
 来週、企画提出する予定の方は、それ以外の
 空いている日にちなどを選択してもらう。


以下個々の団体のプレゼン

1、絵画の方のプレゼン 制作スペースとして

日時
12月の6日から、12日の期間(日曜日が開いていたら)

使用方法
合同で使用可能
壁を作って区分けする。
換気、汚れの対策
三分の一のスペースを使用する

なぜ使用したいか。
絵画棟の制作場所が少ないため安定した制作場所の確保

、授業、映像とパフォーマンス(発表)

日時1月13日の1時から4時30分
授業で使用
4分の一から半分の範囲を使用

なぜ使用したいか。
パフォーマンスと映像の授業では教室が狭いため

3、授業 「障害と熟女」レクチャー&映像上映

日時12月10日か17日 午後準備4時限後から授業
授業内容など
講義をしたい。
スクリーン使用する。
ライトを使用してステージのような状態にする。
使用スペースは、全体を使う

なぜ使用したいのか。
CS-lab.や大学への新しい提案がしたい

4、DANZEの発表(準備)


日時
発表 12月の14日の放課後五時半〜(その前の時間は準備)
準備 12月7日の放課後10日の放課後、11日の土曜日

11日は暗くするなどで、午前午後使用を分ける
7日と10日は使用場所を区分けできる。
暗くしたい

5、大学院の方の制作場


日時12月10日〜16日の七日間
十二月のスケジュールのため
12日13日は乾燥させるため放置する。
作業、汚れる
半分から四分の一
1月6日から設営する。

使用目的
巨大なフェルトを縫う作業で場所が無いから

6、卒業制作の使用準備
日時11月29日から使用を始めたい。
22日、23日のZOKEI展まで

使用方法
卒業制作で、天井にネットを張ってゆく。
12月20日からネットを張る作業をする。
1月に入ってから照明が暗くなってしまう。
臨機応変に作業場所を変えられる
発表以外であれば作業可能(天井の作業なので)

使用範囲
四分の一の使用スペース

使用目的 
ZOKEI展の設営期間が短いため

7、自習室、作業室としての使用

日時 全試験使用期間 9時〜20時まで
   or
            限定するか
       
使用方法
自習室、作業スペースとして
すぐに片付けて移動する
掃除をするなど
ルールを守るために様子を見に来るなどする。
クリップボードで使用者を確認する。
誰がきたか分かるように
使用範囲
全範囲

意見
不特定多数が入る空間をだれが責任を取るのか
常態化のためになる可能性
デザイン棟の自習室との違いは

使用目的
作業をする場所のシミュレーション
意欲を求めるために解放

8、サイレント映画に音楽をつけるパフォーマンス
2日予定?
来週詳細

自習室は来週また会議
使用ルールを検討する。

企画調整




*来週決めること*
今日企画した方の最終確認
新しい企画
企画のフィードバックをどうするか(アンケート等を使うなど)
CS-labの外壁に貼付ける名前プレートをどうするか。

2010/11/23

CS-Lab実験開始!!!

東京造形大学の旧カフェテリアをCS-Labとして稼働させる前に実験的な開放期間を設ける事になりました。
そこで、開放期間中の企画を募集します!
開放期間は11月29日から1月末(ZOKEI展準備期間まで)です。
制作やワークショップ、昼食、展示、サークル活動、等々、内容は問いません。
企画意図・企画内容・実施期間・必要面積・参加人数・責任者を明確にしてきて下さい。
企画を持ち込みたい方は11月25日(木)の17時からのCS-Labミーティングにて、一定時間内(恐らく5~10分程度)でのプレゼンテーションを行ってもらいます。
企画のある人間は、準備してきてください!

CS-Labミーティング、今週は25日(木)17:00より行います。
これからのミーティングは基本的に毎週木曜日に行われることになりました。
25日に参加できない人は、次週のCS-Labミーティングにてプレゼンして下さい。

仲本拡史君の展示及び、やちゃおう倶楽部のワークショップの模様がYou Tubeにアップされています。http://www.youtube.com/watch?v=w8JWVzVWOJ0

緊急告知 10・13 東京造形大学にてワークショップ開催決定!
http://yachaoo.exblog.jp/13393011/
SEAGULLワークショップ報告 http://yachaoo.exblog.jp/13421407/ 

2010/11/18

12月18日会議メモ

12月18日の会議メモです。

新棟の問題、実習室とCS-labの兼ね合い。
*制作場だけではない(制作するスペースも含めた場所ではあるがその他の可能性も)

実験的な解放期間を設ける。
実際に使用してみて問題を考えてみる。
制作や昼食、展示、会議などの共存、共有のための実験。


問題:どのようなルールを決めるのか。(汚れたりしないのか)
   項目について
   使う人が片付ける。   
   施錠は警備(責任者はわかるように連絡先)。
   

問題:場所をどのように区分け等するのか。


問題:解放期間の企画を公募どうするか
   責任者に会議と平行して企画のプレゼンして頂く。
   (使用期間/使用目的/どのくらいのスペースが必要か)
   10分のプレゼン?先着順?併用する。
   *作業でも昼食でもプレゼンが必要です(試験使用のため)。
   


そこから発展して、机や椅子をどのように設置するのかを考える。     

11月の最終の週から募集?

1月末からCS-labを使用できない(卒業発表のため)。    



来週の会議25日の木曜日   
   

2010/11/13

染谷と申します。先日のミーティングお疲れ様でした。
大竹さん、沖さん(あえてこの場では「さん付け」で呼ばせて下さい。)の提案、刺激的です。
これからも脳みそがかっぴらいて覚醒するような提案、情報提供楽しみです。
勿論、「飛ばしすぎですよ!」といったツッコミも時には入れつつ。。
当然それに対して「ついてこれるやつだけついて来いっ!」と
金色夜叉よろしく振り切っていただくのもアリですが。

僕としては「話し合い」自体をもっとうまくなりたいです。前の田村さんの提案のように。
この先の人生いわゆる「デザイン」や「美術」から離れることはあっても、
「人との話し合い」はなにかとつきまといますし。
こじれると殺しちゃったり、殺されちゃったりしますしね。
そういうこともひっくるめて考えるのが本来の「アート」ってことですよね。
もしこのラボでうまい話し合いの仕掛け、装置、方法ができれば、
教授会の会議でも使えるかも。

2010/11/12

カフェテリアの変容

"Educating Artists For the Future"(Intelect Books, UK)という本(「未来のアーティストを教える」というのもベタなタイトルなのですが)があって、世界のいろいろな芸術系大学、学部の教員などが書いているものです。それに共通しているのは、大きな変化のなかでいかにダイナミックに芸術系学部、とくにアートやデザインの新しい教育分野が変わっていくのかということで、それは教員自身もどんどん考えを新たにしていくかということです。

ここのところ若手の教育者たちによって新しい技術(例えばprocessingやarduino)が開発されていて、そういう開発者たちのコメントを見ていると、この10数年あたりのなかでも新傾向というか新しい態度みたいなものが現れていると思います。

ところでホールアースカタログを1960年代に出版し、カウンターカルチュアの考えで人々の意識を大きく変えたスチュアート・ブランドにHow buildings learn:what happens after they're builtという本があります。この本は、「建物はいかに学ぶか:建てられてから何が起こるのか」というタイトルが示すように、建物が時代を経てどのように変容していくかを述べたもので、一つの建物が所有者が変わったり、その他の経済や社会的な事情によって形状や機能が次々に移り変わっていく様を実例を出して述べていて、建築論としてもとてもユニークなものです(和訳されていませんが)。建物も学んでいるというものですからね。

東京造形大学のカフェテリアが、いまCS-Labとしていかに変わっていくのかというのは、とても興味深いものです。こういうプロセスにデザインやアートのエッセンスを感じることができるのではないでしょうか。そしてそのプロセスに学生が深く関わっているのは、あらゆる大学の建築物としてもとってもユニークなことだと思います。
「旧カフェテリア」も学習中。

本日のミーティング

本日のディスカッションの様子。中央が安田さん。いつもより多くの参加者があった。絵画や室内建築、卒業生の参加があって収穫だった。

新しいCS-Lab空間の提案その2

 これは安田幸一さんによる第一世代の提案。現在は写真にある中二階の構想は消え、高層部にぐるりとキャットウォークを配するだけのシンプルなプランに。

新しいCS-Lab空間の提案

本日のCS-Labミーティングで室内建築の井澤君が提案してくれたプラン。移動可能な大小の制作の家と展示の家を配置し、不動産屋役のスタッフがこれを貸し出すというシステム。捨てがたい! 一方建築家の安田幸一さんは、建築はできるだけ何もせず、野性的で裸形の空間を出現させたいと提案。きれいで整った行儀の良い空間ではなく、荒々しい場所でいいのでは? と。


2010/11/09

ブログへの招待状

以前CS-Labミーティングでアドレスを書いてくれた人に、ブログ投稿への招待メールを送りました。自由に投稿していただいて構わないので、思いついた事投稿してください。

2010/11/08

CS-Labミーティング

CS-Labミーティング、今週は11日(木)17:00より行います。今回は建築家安田幸一さん(CS-PLAZA、ポーラ美術館)をお迎えして、CS-Labの空間の再構成について意見交換を行いたいと思います。今後のCS-Labの空間デザインを具体的にまとめてゆくための第1歩のミーティングとなると思います。これまで参加しなかった学生も気軽に参加してください。今後、CS-Labの空間計画や多目的空間に適した家具のデザインや提案などの検討チームも募集中! 

2010/11/04

さらに一言

先のメモに追伸しましょう。
友人で西田敬一さんという人がいます。群馬県の沢入というところに”サーカス村とサーカス学校”を設立した人。日本で初めてのサーカス学校です。西田さんは新しいサーカスを求め、海外から新しいサーカスやパフォーミングアートを誘致したりもしています。その西田さんたちは、彼らのサーカスパフォーマンスを上演できる場所を探しています。そこで、提案ですが、旧学食の円形空間と天井高を彼らに提供して”造形サーカス村”というのを時々、開催できないものでしょうか。彼らと議論しながら、造形大の学生たちもポスターを作ったり、サーカスを映像に記録したり、レッスンを積めば出演も可能かも。そして、この年に何度かの”造形サーカス”(というアートプロジェクト)を周辺の人たちへ公開し、子供から大人までが楽しめるイヴェントに仕立てていく。招くにあたり費用などかかりますが、大学の補助や、入場代、八王子市や町田市の補助などを得る方策を立てていけば可能となるでしょう。どなたか、その実行委員会を立ち上げてください。私もお手伝いします。

さらに過激に。造形大に新たに”アートサーカス専攻”のようなものを作り出すという提案。”アートサーカス”を思考することから、看板の大絵、やらポスターやら、フラッグ、舞台デザイン、衣裳デザイン、映像作品、ニューズレターなどなど生み出されます。これって総合芸術となりませんか?。すべてにかかわっていけるわけ。
非常勤講師:大竹誠

机などない状態をベースキャンプに

本日のミーティング参加できません。そこで、CS-lab空間に一言。旧食堂を構成する机、椅子がセットされているのは、議論するにも少々邪魔になりませんか?。あの空間を多彩に使うには、”なにもない状態”をベースキャンプとするのがいいと考えます。それぞれのミーティングなどに合わせ、椅子を出したり、机を出したりと、使う人が空間を作り出すこと。使う権利のようなものを行使していくことですかね。

私は授業(視覚文化論と広告論)でCS-labを使っていきたい、いや、使う授業を試みていきたいと思うのですが、授業でも使えるようにしてください。今は、階段教室での授業。どうしても一方通行の授業になりやすいのですね。そこをなんとか変えてゆきたいのです。

旧食堂は天井高もかなりあるので、「やっちゃおう倶楽部」のようなスクリーン上映とか有効に使えるようですね。あれだけの円形空間はそうはありません。ローラースケートだってできるし、輪になってフォークダンスするもよし(私の学生時代は毎日ダンスパーティを大学内でやったものです。好きな女の子と踊れるとなると胸ドキドキとなりました)、ジャムセッションもよしですね。学生が主体となって特別授業のようなものをやるのもいいですね。先生方を対象にした授業など学生が試みるなんて趣向はなおいい。

唐十郎さんは、横浜国大で”唐ゼミ”を開き、ゼミ生とともに大学空間を路地劇場化させました。研究室には”畳”を入れ、そこで稽古(宿泊もしたそうで、ボヤ騒ぎの付録まであった)。そんなゼミが動き出すと大学は”平常”でいられなくなる。”平常”でいられなくなる(それは”祭り”の盛り上がりのようなもにに近い)状態こそ、大学という特殊な空間(”無縁””アジール=避難所”)だと思うのですね。

CS-labとともに、旧売店前のロビーやCSホール前のロビー、7号館と8号館の間の中庭も、その使い方を考えて連動させていきたいものです。
非常勤講師:大竹誠
本日4日(木)17:00~CS-Labミーティング行います。また、来週11日には建築家安田幸一さん(CS-PLAZA、ポーラ美術館設計者)をお迎えして、CS-Lab の空間の再構成について意見交換を行いたいと思います。今後具体的な計画をまとめてゆきます。CS-Labの空間計画や多目的空間に適した家具の提案などの検討チーム募集中!

2010/10/19

SEAGULLワークショップ


先日CS-Labで行われた『SEAGULLワークショップ』のレポートが、やちゃおう倶楽部のブログにアップされています。

2010/10/13

緊急告知

『やちゃおう倶楽部/SEAGULLワークショップ』


10月13日(水)CS-Lab(旧カフェテリア)にて、四限終了後(17時から19時30分まで)仲本拡史君のインスタレーション作品「SEAGULL」に連動したワークショップを行います。
誰でも参加できますので、参加希望者は17時にCS-Labに集まって下さい。途中参加・見学のみの参加も可能です。
「歩く」をテーマに体を動かしながら、グループ創作をするワークショップです。動きやすい服装での参加推奨。

このワークショップは来年から始動するCS-labの“可能性”を探る一つの試みでもあります。CS-labは皆さん自身が創っていくプロジェクトです。CS-labについてまだよく知らない方も、ぜひ来て下さい。