提案内容

「学生の手でもうひとつの大学を作るunUnversityの試み」
 
いよいよ新しい校舎CS-Plazaが完成します。そして大学にはもうひとつ新しい場所が出現します。みなさんが毎日食事するカフェテリア。新しい食堂がCS-Plazaにオープンすると、あの円形の建物は何もない大きな空間として残るのです。
その場所を、どう利用するか?私は、そこに学生が自分たちの手で「もうひとつの大学」を作り上げてほしいという、いささか無謀な構想を抱きました。
 あの広いスペースを拠点として、領域を越えた発表やシンポジウムを行う。制作やワークショップ、パフォーマンンスや音楽、ゲストを招いて自分たちの企画する授業を行う。学生が学生自身の手でそれらを企画し、運営する。そういうことは不可能だろうか?
学生の自主的な実験工房。それを仮にCS-Labと呼んでみたいと思います。2011年度のスタートへ向けて、私は学生のみなさんとCS-Labの構想を作り上げたい考えています。この構想に関心を抱いた人は集まってください。共に、刺激的な場所をつくり出すための話し合いを始めましょう。

-東京造形大学 学長 諏訪敦彦-

2011/02/17

飯名尚人先生からの提案

飯名です。

こういう企画をCS-Lab使ってやりたいので、ざっくりしたアイディアを送ります。
次回のCS-LAB会議で提案できればと思いますが、どうでしょう。



今年9月に彩の国さいたま芸術劇場で「国際ダンス映画祭」を開催(主催:Dance and Media
Japan)するのですが、そこでの上映作品を作ります。ワークショップ形式で、作品を仕上げていきます。


★ビデオダンス作品のクリエイション(仮称)

5人の映像監督(造形生)と振付家(外部/他大学より応募)のセッションで、5チームで全5作品のビデオダンスを製作します。
製作した作品は、彩の国さいたま芸術劇場で「国際ダンス映画祭」で上映されます。
10分程度のビデオダンス作品で、ハイビジョン収録による作品製作になります。

<流れ>
STEP1 5月 ビデオダンス勉強会
STEP2 5月 監督と振付家が集まり、チーム編成を決定
STEP3 6月 プロット、絵コンテなどの提出と面談(製作プロセスの確認)
STEP4 7月 撮影/編集
STEP5 9月 試写/意見交換
STEP6 9月 上映

という流れで行い、学生が作った作品を集める、ということではなく、Dance and Media Japan(要するに僕ですが、、、)が、海外映画祭にに出展できるような基本的な映像クオリティーをアドヴァイスしつつ進めます。
また監督と振付家のコラボレーションを行う際の用語の違いや、映画と舞台の製作プロセスの違いなども理解してもらい、異ジャンル間のコミュニケーションについて知ってもらいます。

CS-LABを利用したい回数は、全部で5回〜6回を予定しています。
撮影をCS-LABでやりたいチームもあると思うので、利用日程は改めて検討します。



iina