提案内容

「学生の手でもうひとつの大学を作るunUnversityの試み」
 
いよいよ新しい校舎CS-Plazaが完成します。そして大学にはもうひとつ新しい場所が出現します。みなさんが毎日食事するカフェテリア。新しい食堂がCS-Plazaにオープンすると、あの円形の建物は何もない大きな空間として残るのです。
その場所を、どう利用するか?私は、そこに学生が自分たちの手で「もうひとつの大学」を作り上げてほしいという、いささか無謀な構想を抱きました。
 あの広いスペースを拠点として、領域を越えた発表やシンポジウムを行う。制作やワークショップ、パフォーマンンスや音楽、ゲストを招いて自分たちの企画する授業を行う。学生が学生自身の手でそれらを企画し、運営する。そういうことは不可能だろうか?
学生の自主的な実験工房。それを仮にCS-Labと呼んでみたいと思います。2011年度のスタートへ向けて、私は学生のみなさんとCS-Labの構想を作り上げたい考えています。この構想に関心を抱いた人は集まってください。共に、刺激的な場所をつくり出すための話し合いを始めましょう。

-東京造形大学 学長 諏訪敦彦-

2011/07/22

映画/映像表現3 前期演習発表 後半戦

飯名です。
映画専攻「映像表現3」の課題発表しました。後半戦。

無事終了〜。
改善点は多いものの、そのあたりは次回の講義で総括するとして、今回はこんな感じ。



#08


#09


#10


#11


#12


#13


#14


#15



#16



youtube|ダイジェスト

2011/07/15

映画/映像表現3 前期演習発表 前半戦

講師の飯名です。
2011年7月14日(木)4限に行った、映画/映像表現3 前期演習発表 前半戦、の様子。

「誰かに捧げる映像を使ったパフォーマンスを作る」という課題。
映像を使ったパフォーマンス、というと、どうも一般的にはデザイン重視のミニマル、エレクトロニカでピコピコなクールビューティーを想像します(しないか?)が、この講義での演習は、なにしろ泥臭い演劇的手法をギンギンに取り入れた内容です。
なので、おしゃれーなメディアパフォーマンスを期待して見に来ると、うげげげ?!となる内容満載で、大変楽しい演習発表です。(21日も後半戦やります。)

★ 次回2011年7月21日(木) 14時00分〜 会場:3-201、3-202(1作品のみ)  
15時00分〜 メイン会場:CS-LAB



#01

#02 


 #03

#04


 #05


 #06


  #07

2011/07/08

『映像表現3/前期』+ビデオダンス勉強会

映画領域の講師 飯名です。
『映像表現3/前期』は、映画以外の映像表現を扱う講義です。
7月7日(木)4限 15:00〜 パフォーマンスの発表します。
見学自由!



講義のあとは、国際ダンス映画祭学生監督クリエイション。
参加者と面談中。
これからアイディアとかプロットをかき集めて、映像作家とダンサーとの組み合わせを探る作業開始。








川口隆夫さん(パフォーマンスアーティスト、ダムタイプ)が遊びに来てくださったので、駅前でみんなで飲む。

ダムタイプの作品制作裏話(?!)を聞く、という会に突入。
どうやってあの作品が出来たのか、とか聞くの面白い。

2011/06/24

映画領域専攻『映像表現3』で演習


映画領域の講師 飯名です。
『映像表現3/前期』は、映画以外の映像表現を扱う講義です。
2011年6月23日(木)CS-LABを使って演習中。
2人1組で、誰かに捧げる映像を使ったパフォーマンスを作る、という課題。

本日はこんな感じであった ↓

映画3年生が会議中。

分かりにくいけど、彼は乱舞しています。

空間系エフェクトとノイズギターは、CS-LABだと音がグルグル回って気持ちいい。

チャリンコと映像

竹枠で組んでスクリーン作るんだってさ。
 
振付の練習のようです。


というわけで、何か作ってます。
木曜3,4限なんで、見学したいヒトいたら、ご自由にどーぞ。

2011/06/18

国際ダンス映画祭/学生監督クリエイション

映画領域の飯名です。

2011年6月16日(木)17:30〜19:30 CS-LABで「国際ダンス映画祭/学生監督クリエイション」という勉強会をしました。

詳細→ http://www.dance-media.com/videodance/workshop/pg173.html

第1回目は、プロジェクトの解説と、ビデオダンス作品の上映、をしました。

こんな具合で開催。

 看板は西川くんが手書き。(飯名が看板を忘れたから。)

 うつってる映像は映写テスト用です。


プロジェクター、スピーカー、椅子。機材はそれだけ。
この日は、フランス、アメリカ、イタリアの作品を5本くらい観ました。


ダンス映画(ビデオダンス)というジャンルがありまして、、、要するにダンスをモチーフとした映像作品です。
プロモーションビデオや、記録映像ではなくて、「ダンスが主役の映画」です。

例えば、こういうのです。


これは、ベルギーのダンスカンパニー「ウルティマ ヴェス」の『BLUSH』(2005年)という作品。ダンスの振付家が監督をして作った映画です。
DVD化されているので購入できます。

Ultima Vez   URL  http://www.ultimavez.com/


「国際ダンス映画祭/学生監督クリエイション」では、東京造形大生を監督にして、振付家やダンサーと出会ってもらい、実際にこの「ダンス映画(ビデオダンス)」を製作しようではないか、というプロジェクトです。
月に何度か、CS-LABで勉強会をしながら製作を進めていきます。
全員で1作品ではなくて、監督が10人いれば10作品できます。

監督希望、振付家/ダンサー希望、という感じで、希望を聞きながら振り分けしていって、僕が「この監督のこのプランだったら、このダンサーと組んでやったらおもしろいんじゃないか」という感じで、お見合いセッティング。

映像作家とダンサーが出会う機会というのが、実際少ないわけです。現場でも。
それから、映像作家がダンスのことを知らな過ぎたり、ダンサーが映像のことを知らな過ぎたりということで、実際コラボレーションが上手くいかないことも多い。というか、ほとんど上手くいってない。
映像作ってます、ダンスやってます、というだけでも、どんなテイストの作家かを知らないと、やはりコラボできません。

多くの大学や教育機関でも「映像」「舞踊」という学科はあるけども、その2つがクロスする場が実は無いのです。映像とダンスでは、クリエイションのプロセスも異なるし、使っている言葉も違います。そのためのコミュニケーション能力も必要になってくる。

様々な課題を解決するには、実際に集まってみて、作品を作ってみて、公開してみるのが一番なので、CS-LABを使って開催しようではないか、ということになりました。

というわけで、月1くらいのペースで、開催していきますので、参加よろしく。


この件のお問い合わせは、飯名(Dance and Media Japan/映画領域専攻 非常勤講師)まで。
メール office@dance-media.com

映画領域専攻『映像表現3』で演習

映画領域の講師飯名です。
『映像表現3/前期』は、映画以外の映像表現を扱う講義です。
2011年6月16日(木)CS-LABを使って演習中。
2人1組で、誰かに捧げる映像を使ったパフォーマンスを作る、という課題。

こんな具合 ↓









人の存在感によって変化する空間というのも、また、実は映画の中の役者たちの存在感に繋がることでもあるわけで、映像と身体表現のバランスを考えていけるといいですなぁ。


★CS-LABで使えるカシオのプロジェクターが非常に扱いやすいです。
びっくりするくらい小型ですけど、パワーあります。多少明るくても、ガンガン映写できます。

★移動式パーテーションは、白い壁として使えるから、スクリーンたてなくても、これでOK。ちょっとした劇場空間になります。
平行にならべずに、ちょっと弧の字に壁を立てると、映像空間が一気に立体的に。
ダムタイプの「or」のようだ。がんばれば出来るかも?

ダムタイプ「or」(1997年)

2011/06/16

【6/15(水)会議ログ】

【ラボのスケジュールについて】

●「DANZE」ダンスサークル 
・日程
   リハーサル   6/21(火)16:00~
   前日リハーサル 6/27(月)12:00~
   当日      6/28(火)9:00~20:30 本番(17:10~ 一時間弱)


●飯名尚人さん企画
「国際ダンス映画祭 学生監督クリエイション勉強会」

・日程
   当日      6/16(木) 17:30~

   搬出      6/17(金)午前中

「映画領域 映像表現Ⅲ 演習制作と発表」
・日程
   リハーサル   7/14日(木)13:20~14:50
   本番      7/14日(木)15:20~16:30

   リハーサル   7/21日(木)13:20~14:50
   本番      7/21日(木)15:20~16:30


●TBSドラマ撮影
・8月中まで毎週末(土、日)ドラマロケでラボの一部使用




【オープンキャンパスについて】

●オープンキャンパス
・日程 
           7月16(土)
           7月17(日)
・提案
           学校側が休憩所として使う方針
           ラボとして何かするのか。           
      

【空間について】

・遮光
・施錠(セキュリティ)
・奥への通路を塞ぐ
・倉庫の施錠について
・来週、プレゼン(栗木)


【備品について】

・スピーカー
・掃除機


【eizokei報告、使ってみて】

・義援金18,224円集まる。
・場所としてはやりやすかった。
・機材管理があまい。
・広告に力を入れた。
・使った体験がレポートで蓄積できると良い。



【新しい提案】

「unUniversityをもう一度考える」

・東京造形大学とは別の組織という意識
・有料会員性にしてみる(オリジナル会員証発行など)
・ラボの地域通貨



【次回】
6/22(水)17:00~
@CS-Lab


2011/06/11

研究対象

田村 基です。

CS-lab

CS-labずいぶんすっきりとしてますね。

今年度CS-labの研究対象の案です。
*以降会議の時までにブロガーに挙げておいて、これをみながら説明もいいかもしれません。

生物資源の利用のプロジェクトで沖先生から教えていただきました。

http://www.moma.org/exhibitions/2008/elasticmind/

Design and the Elastic Mind - MoMA

面白いサイトなので何か参考にできるかもしれません。

あとは

垂直農業/Verticalfarm



画像元/the image source


室内型農業で都市部でも可能な形を目指したものです。
巨大な建物の中で、少ない土で成長させる方法や、ビオトープのような循環のシステム
を使っているので、被災地でも可能な農業に一歩近づけるかもしれません。
これは建物全体の巨大なものですが、リサーチとして、例えば小さな範囲や、
造形の周りの環境なら、屋内と屋外を旨く利用した形で、
小さな循環型のシステムを構築
できるきがします。新しい農業、生活の様式になりそうです。
本当にサステナブルですね。
Media labは参考になりそうですね。内装がちょっとだけ見えますがいい雰囲気です。



あとは以前話が挙がっていたMIT media labの
「未来のオペラ」が面白そうです。






高度なオーディオシステムや相互的なシステムを使いながら
多角的に新しいオペラを生み出すプロジェクトだと、勝手に推測しています。


the image source








いずれも外注して制作したような、かなりがっちりとした質感です。
今後はそうではないブリコラージュのような、
また本学の取り組み、カリキュラムであるサステナブルを因襲したような。
よせ集めの、ここにあるものを使って生み出すこと
が同時に研究できたらよいと思っています。



もちろんあるものっていうのは、ラボに置いてある木材や、大学の廃品、
加えて先端の発想や技術を繋ぐことです。
廃材とカシオから提供された高性能なプロジェクター、使わないケータイ電話の組み合わせに
ファインの発想で新しい様式が提案できるかもしれません。



内装に関しては
当初は工事を大きな視野に入れていましたが、
以前、ラボの窓を掃除したら何年分のほこりがどさっと雑巾に移りました。
自分が掃除をしている自己満足からかもしれないのですが、
人を寄せ付けない小さな扉の雰囲気が少し開放されたような心地でした。
こうしたことが生活様式を決定しているかもしれません。
細部や小さなことを積み重ねたり、メンテナンスさえすれば、それほど大きな工事は
必要ないかもしれません。
配置、色彩、などなど細かなことを積極的に、何より自由に設計していきましょうか。