染谷と申します。先日のミーティングお疲れ様でした。
大竹さん、沖さん(あえてこの場では「さん付け」で呼ばせて下さい。)の提案、刺激的です。
これからも脳みそがかっぴらいて覚醒するような提案、情報提供楽しみです。
勿論、「飛ばしすぎですよ!」といったツッコミも時には入れつつ。。
当然それに対して「ついてこれるやつだけついて来いっ!」と
金色夜叉よろしく振り切っていただくのもアリですが。
僕としては「話し合い」自体をもっとうまくなりたいです。前の田村さんの提案のように。
この先の人生いわゆる「デザイン」や「美術」から離れることはあっても、
「人との話し合い」はなにかとつきまといますし。
こじれると殺しちゃったり、殺されちゃったりしますしね。
そういうこともひっくるめて考えるのが本来の「アート」ってことですよね。
もしこのラボでうまい話し合いの仕掛け、装置、方法ができれば、
教授会の会議でも使えるかも。
提案内容
「学生の手でもうひとつの大学を作るunUnversityの試み」
いよいよ新しい校舎CS-Plazaが完成します。そして大学にはもうひとつ新しい場所が出現します。みなさんが毎日食事するカフェテリア。新しい食堂がCS-Plazaにオープンすると、あの円形の建物は何もない大きな空間として残るのです。その場所を、どう利用するか?私は、そこに学生が自分たちの手で「もうひとつの大学」を作り上げてほしいという、いささか無謀な構想を抱きました。
あの広いスペースを拠点として、領域を越えた発表やシンポジウムを行う。制作やワークショップ、パフォーマンンスや音楽、ゲストを招いて自分たちの企画する授業を行う。学生が学生自身の手でそれらを企画し、運営する。そういうことは不可能だろうか?学生の自主的な実験工房。それを仮にCS-Labと呼んでみたいと思います。2011年度のスタートへ向けて、私は学生のみなさんとCS-Labの構想を作り上げたい考えています。この構想に関心を抱いた人は集まってください。共に、刺激的な場所をつくり出すための話し合いを始めましょう。
-東京造形大学 学長 諏訪敦彦-
いよいよ新しい校舎CS-Plazaが完成します。そして大学にはもうひとつ新しい場所が出現します。みなさんが毎日食事するカフェテリア。新しい食堂がCS-Plazaにオープンすると、あの円形の建物は何もない大きな空間として残るのです。その場所を、どう利用するか?私は、そこに学生が自分たちの手で「もうひとつの大学」を作り上げてほしいという、いささか無謀な構想を抱きました。
あの広いスペースを拠点として、領域を越えた発表やシンポジウムを行う。制作やワークショップ、パフォーマンンスや音楽、ゲストを招いて自分たちの企画する授業を行う。学生が学生自身の手でそれらを企画し、運営する。そういうことは不可能だろうか?学生の自主的な実験工房。それを仮にCS-Labと呼んでみたいと思います。2011年度のスタートへ向けて、私は学生のみなさんとCS-Labの構想を作り上げたい考えています。この構想に関心を抱いた人は集まってください。共に、刺激的な場所をつくり出すための話し合いを始めましょう。
-東京造形大学 学長 諏訪敦彦-
2010/11/13
2010/11/12
カフェテリアの変容
"Educating Artists For the Future"(Intelect Books, UK)という本(「未来のアーティストを教える」というのもベタなタイトルなのですが)があって、世界のいろいろな芸術系大学、学部の教員などが書いているものです。それに共通しているのは、大きな変化のなかでいかにダイナミックに芸術系学部、とくにアートやデザインの新しい教育分野が変わっていくのかということで、それは教員自身もどんどん考えを新たにしていくかということです。
ここのところ若手の教育者たちによって新しい技術(例えばprocessingやarduino)が開発されていて、そういう開発者たちのコメントを見ていると、この10数年あたりのなかでも新傾向というか新しい態度みたいなものが現れていると思います。
ところでホールアースカタログを1960年代に出版し、カウンターカルチュアの考えで人々の意識を大きく変えたスチュアート・ブランドにHow buildings learn:what happens after they're builtという本があります。この本は、「建物はいかに学ぶか:建てられてから何が起こるのか」というタイトルが示すように、建物が時代を経てどのように変容していくかを述べたもので、一つの建物が所有者が変わったり、その他の経済や社会的な事情によって形状や機能が次々に移り変わっていく様を実例を出して述べていて、建築論としてもとてもユニークなものです(和訳されていませんが)。建物も学んでいるというものですからね。
東京造形大学のカフェテリアが、いまCS-Labとしていかに変わっていくのかというのは、とても興味深いものです。こういうプロセスにデザインやアートのエッセンスを感じることができるのではないでしょうか。そしてそのプロセスに学生が深く関わっているのは、あらゆる大学の建築物としてもとってもユニークなことだと思います。
「旧カフェテリア」も学習中。
ここのところ若手の教育者たちによって新しい技術(例えばprocessingやarduino)が開発されていて、そういう開発者たちのコメントを見ていると、この10数年あたりのなかでも新傾向というか新しい態度みたいなものが現れていると思います。
ところでホールアースカタログを1960年代に出版し、カウンターカルチュアの考えで人々の意識を大きく変えたスチュアート・ブランドにHow buildings learn:what happens after they're builtという本があります。この本は、「建物はいかに学ぶか:建てられてから何が起こるのか」というタイトルが示すように、建物が時代を経てどのように変容していくかを述べたもので、一つの建物が所有者が変わったり、その他の経済や社会的な事情によって形状や機能が次々に移り変わっていく様を実例を出して述べていて、建築論としてもとてもユニークなものです(和訳されていませんが)。建物も学んでいるというものですからね。
東京造形大学のカフェテリアが、いまCS-Labとしていかに変わっていくのかというのは、とても興味深いものです。こういうプロセスにデザインやアートのエッセンスを感じることができるのではないでしょうか。そしてそのプロセスに学生が深く関わっているのは、あらゆる大学の建築物としてもとってもユニークなことだと思います。
「旧カフェテリア」も学習中。
新しいCS-Lab空間の提案
本日のCS-Labミーティングで室内建築の井澤君が提案してくれたプラン。移動可能な大小の制作の家と展示の家を配置し、不動産屋役のスタッフがこれを貸し出すというシステム。捨てがたい! 一方建築家の安田幸一さんは、建築はできるだけ何もせず、野性的で裸形の空間を出現させたいと提案。きれいで整った行儀の良い空間ではなく、荒々しい場所でいいのでは? と。
ラベル:
空間提案
2010/11/09
2010/11/08
CS-Labミーティング
CS-Labミーティング、今週は11日(木)17:00より行います。今回は建築家安田幸一さん(CS-PLAZA、ポーラ美術館)をお迎えして、CS-Labの空間の再構成について意見交換を行いたいと思います。今後のCS-Labの空間デザインを具体的にまとめてゆくための第1歩のミーティングとなると思います。これまで参加しなかった学生も気軽に参加してください。今後、CS-Labの空間計画や多目的空間に適した家具のデザインや提案などの検討チームも募集中!
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