提案内容

「学生の手でもうひとつの大学を作るunUnversityの試み」
 
いよいよ新しい校舎CS-Plazaが完成します。そして大学にはもうひとつ新しい場所が出現します。みなさんが毎日食事するカフェテリア。新しい食堂がCS-Plazaにオープンすると、あの円形の建物は何もない大きな空間として残るのです。
その場所を、どう利用するか?私は、そこに学生が自分たちの手で「もうひとつの大学」を作り上げてほしいという、いささか無謀な構想を抱きました。
 あの広いスペースを拠点として、領域を越えた発表やシンポジウムを行う。制作やワークショップ、パフォーマンンスや音楽、ゲストを招いて自分たちの企画する授業を行う。学生が学生自身の手でそれらを企画し、運営する。そういうことは不可能だろうか?
学生の自主的な実験工房。それを仮にCS-Labと呼んでみたいと思います。2011年度のスタートへ向けて、私は学生のみなさんとCS-Labの構想を作り上げたい考えています。この構想に関心を抱いた人は集まってください。共に、刺激的な場所をつくり出すための話し合いを始めましょう。

-東京造形大学 学長 諏訪敦彦-

2011/06/11

研究対象

田村 基です。

CS-lab

CS-labずいぶんすっきりとしてますね。

今年度CS-labの研究対象の案です。
*以降会議の時までにブロガーに挙げておいて、これをみながら説明もいいかもしれません。

生物資源の利用のプロジェクトで沖先生から教えていただきました。

http://www.moma.org/exhibitions/2008/elasticmind/

Design and the Elastic Mind - MoMA

面白いサイトなので何か参考にできるかもしれません。

あとは

垂直農業/Verticalfarm



画像元/the image source


室内型農業で都市部でも可能な形を目指したものです。
巨大な建物の中で、少ない土で成長させる方法や、ビオトープのような循環のシステム
を使っているので、被災地でも可能な農業に一歩近づけるかもしれません。
これは建物全体の巨大なものですが、リサーチとして、例えば小さな範囲や、
造形の周りの環境なら、屋内と屋外を旨く利用した形で、
小さな循環型のシステムを構築
できるきがします。新しい農業、生活の様式になりそうです。
本当にサステナブルですね。
Media labは参考になりそうですね。内装がちょっとだけ見えますがいい雰囲気です。



あとは以前話が挙がっていたMIT media labの
「未来のオペラ」が面白そうです。






高度なオーディオシステムや相互的なシステムを使いながら
多角的に新しいオペラを生み出すプロジェクトだと、勝手に推測しています。


the image source








いずれも外注して制作したような、かなりがっちりとした質感です。
今後はそうではないブリコラージュのような、
また本学の取り組み、カリキュラムであるサステナブルを因襲したような。
よせ集めの、ここにあるものを使って生み出すこと
が同時に研究できたらよいと思っています。



もちろんあるものっていうのは、ラボに置いてある木材や、大学の廃品、
加えて先端の発想や技術を繋ぐことです。
廃材とカシオから提供された高性能なプロジェクター、使わないケータイ電話の組み合わせに
ファインの発想で新しい様式が提案できるかもしれません。



内装に関しては
当初は工事を大きな視野に入れていましたが、
以前、ラボの窓を掃除したら何年分のほこりがどさっと雑巾に移りました。
自分が掃除をしている自己満足からかもしれないのですが、
人を寄せ付けない小さな扉の雰囲気が少し開放されたような心地でした。
こうしたことが生活様式を決定しているかもしれません。
細部や小さなことを積み重ねたり、メンテナンスさえすれば、それほど大きな工事は
必要ないかもしれません。
配置、色彩、などなど細かなことを積極的に、何より自由に設計していきましょうか。





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