2011年6月16日(木)17:30〜19:30 CS-LABで「国際ダンス映画祭/学生監督クリエイション」という勉強会をしました。
詳細→ http://www.dance-media.com/videodance/workshop/pg173.html
第1回目は、プロジェクトの解説と、ビデオダンス作品の上映、をしました。
こんな具合で開催。
看板は西川くんが手書き。(飯名が看板を忘れたから。)
うつってる映像は映写テスト用です。
プロジェクター、スピーカー、椅子。機材はそれだけ。
この日は、フランス、アメリカ、イタリアの作品を5本くらい観ました。
ダンス映画(ビデオダンス)というジャンルがありまして、、、要するにダンスをモチーフとした映像作品です。
プロモーションビデオや、記録映像ではなくて、「ダンスが主役の映画」です。
例えば、こういうのです。
これは、ベルギーのダンスカンパニー「ウルティマ ヴェス」の『BLUSH』(2005年)という作品。ダンスの振付家が監督をして作った映画です。
DVD化されているので購入できます。
Ultima Vez URL http://www.ultimavez.com/
「国際ダンス映画祭/学生監督クリエイション」では、東京造形大生を監督にして、振付家やダンサーと出会ってもらい、実際にこの「ダンス映画(ビデオダンス)」を製作しようではないか、というプロジェクトです。
月に何度か、CS-LABで勉強会をしながら製作を進めていきます。
全員で1作品ではなくて、監督が10人いれば10作品できます。
監督希望、振付家/ダンサー希望、という感じで、希望を聞きながら振り分けしていって、僕が「この監督のこのプランだったら、このダンサーと組んでやったらおもしろいんじゃないか」という感じで、お見合いセッティング。
映像作家とダンサーが出会う機会というのが、実際少ないわけです。現場でも。
それから、映像作家がダンスのことを知らな過ぎたり、ダンサーが映像のことを知らな過ぎたりということで、実際コラボレーションが上手くいかないことも多い。というか、ほとんど上手くいってない。
映像作ってます、ダンスやってます、というだけでも、どんなテイストの作家かを知らないと、やはりコラボできません。
多くの大学や教育機関でも「映像」「舞踊」という学科はあるけども、その2つがクロスする場が実は無いのです。映像とダンスでは、クリエイションのプロセスも異なるし、使っている言葉も違います。そのためのコミュニケーション能力も必要になってくる。
様々な課題を解決するには、実際に集まってみて、作品を作ってみて、公開してみるのが一番なので、CS-LABを使って開催しようではないか、ということになりました。
というわけで、月1くらいのペースで、開催していきますので、参加よろしく。
この件のお問い合わせは、飯名(Dance and Media Japan/映画領域専攻 非常勤講師)まで。
メール office@dance-media.com
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