提案内容

「学生の手でもうひとつの大学を作るunUnversityの試み」
 
いよいよ新しい校舎CS-Plazaが完成します。そして大学にはもうひとつ新しい場所が出現します。みなさんが毎日食事するカフェテリア。新しい食堂がCS-Plazaにオープンすると、あの円形の建物は何もない大きな空間として残るのです。
その場所を、どう利用するか?私は、そこに学生が自分たちの手で「もうひとつの大学」を作り上げてほしいという、いささか無謀な構想を抱きました。
 あの広いスペースを拠点として、領域を越えた発表やシンポジウムを行う。制作やワークショップ、パフォーマンンスや音楽、ゲストを招いて自分たちの企画する授業を行う。学生が学生自身の手でそれらを企画し、運営する。そういうことは不可能だろうか?
学生の自主的な実験工房。それを仮にCS-Labと呼んでみたいと思います。2011年度のスタートへ向けて、私は学生のみなさんとCS-Labの構想を作り上げたい考えています。この構想に関心を抱いた人は集まってください。共に、刺激的な場所をつくり出すための話し合いを始めましょう。

-東京造形大学 学長 諏訪敦彦-

2010/11/12

新しいCS-Lab空間の提案

本日のCS-Labミーティングで室内建築の井澤君が提案してくれたプラン。移動可能な大小の制作の家と展示の家を配置し、不動産屋役のスタッフがこれを貸し出すというシステム。捨てがたい! 一方建築家の安田幸一さんは、建築はできるだけ何もせず、野性的で裸形の空間を出現させたいと提案。きれいで整った行儀の良い空間ではなく、荒々しい場所でいいのでは? と。


1 件のコメント:

  1. 私も「家」テーマに、ラボの運営、デザインを考えていました。ですがこういったわくわくするような発想は私にはなかったので、驚きでとてもうれしいです。

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